底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

苦い思い出に花を咲かせてみる

こんばんは。無職で自由な癖に少し憂鬱な中年です。12月だというのにまだ蚊に血を吸われる日々です。思えば今年は元旦を迎えてから何かと「異常気象」に見舞われた年だったと思います。テレビやニュースでは軒並み「観測史上初」な文字ばかり書き移されており、異常な豪雪に見舞われた所、春を越え梅雨に入れば、長き梅雨前線の猛攻にあい、被害を受けた所もあり、そして焼けるような酷暑に見舞われ、不規則な動きをする台風もありましたね。更に大震災もありました。

 

毎年発表される、今年の漢字一文字は何なのでしょうか被害が多発したので「災」なのか、ですが悪かった事ばかりではありません。今年は世界的歴史を動かすような出来事もありました。ある人の最年少記録もありましたし、何かを上回り超えたといういみで「超」というのもありかもです。こちらにすれば来年の景気を担う一文字になりそうですよね。まぁそんな今年ですが、自分も今年は色々と「活動」をした一年でありました。今回はその活動の一部をお話ししたいと思います。

 

婚活をしてみた

 

思い立ったのは今年の元旦を過ぎた頃です。「1人で生きて1人で死ぬ」の意志を徹底してきた自分だったのですが、何を思ったか急に婚活をしてみたいと思い、あるサイトに登録しました。健全かどうかは分かりませんでしたが、有料のサイトです。皆様ご察しの通り、自分はこんな性格故、今まで彼女どころか女性の友達すらできたことはありません。大抵の女子には無視されたり、笑われたりした記憶しかありませんでした。まぁそれは子供の頃の話ですけどね。

 

今までの記事から、自分はろくでもない人間でしたが、もしかしたらこんな人間でも良いと言ってくれる女性がいるのかもしれないと、結婚できるかもしれないと。性格はまだしも、この当時はそこそこ貯金もあったので、後は出会えてから少しずつ増やしていけばいいかなんて軽く考えながら始めました。

 

そんな簡単に返事が来るものではなかった

 

自分の容姿は全く魅力のないものだったので、中身を見てもらいたいみたいな自己紹介文をプロフィールに記入してスタート。女性を選ぶ基準も外見ではなく、そのプロフィールに書かれている文章などから感じ取れる「性格」を重視して、年齢も自分くらいの年齢の人を基準に選んで、良さそうな人にメッセージを送る。仮に返事が返ってきたらそこで「やりとり」というそのサイト内でのメッセージ交換が可能になるものです。

 

サイトを始めて1か月、2か月。全く返事が返ってきません。メッセージの送信とは別に、150文字程度の近状というか、独り言っぽいものを投稿できるコーナーがあり、そこにアピールとして度々投稿もしつつ、頑張っていたのですが全く返事はありません。このサイトの利用を約半年くらいと決め、半年分のサイト利用料金を先に払い、あっという間の2か月経過。サイトと言えどそんな簡単なものではないと思い知りました。

 

天は我を見放さなかった

 

サイト婚活を始めて約3か月が経過したころ、なるべく同じ県に住む人を選んでいたのですが、現在の条件ではほぼ全員に送り終えてしまい、そして返事は0。少し諦めていたころに、独り言コーナーの文章にツイッターでいう「いいね」を送る事ができるのですが、何人かの人が自分の投稿にいいねを付けてくれていたので、今度はその中から、お礼を踏まえたメッセージを送ることにしました。

 

「いいね」をくれる人は様々で、同じ県に住む人を選ぶことはほぼ不可能でした。それでもなんとか、住んでいる所が近い人を探して何人かの人にメッセージを送りました。これで駄目だったら、少し間を開ける必要があるなぁと、仕事中をしながら考えていると、スマホにメールが。「まさか」と思い、休憩時に見てみると、そこには「メッセージが1通あります」の文字が。3か月頑張ってやっと1通の返事をもらう事ができました。

 

すごく近くにいる人でした

 

年齢はやや年下の人で、お花の写真をプロフィールに貼っている人でした。自己紹介文も優しそうな感じがあって、お相手としては申し分なしでした。というか、返事が来ただけでも嬉しくて舞い上がっていました。そしてその人とのやりとりが始まり、少し経った頃に電話をしてみることに、当時の自分は結構な花粉症にやられていて、それでもなんとか話したのですが、電話の声もすごく優しそうな声の方でした。というより、思えば自分は女性と話すことがほぼないので、途中で何を話していいか分からなくなり、それでもなんとか話そうとしたため、意味不明な話をした記憶がありますが、彼女はそれを笑って宥めてくれていました。

 

話を続けていくと彼女は、当時自分が住んでいたアパートの少し近くに住んでいる人とのことで、これには驚きでした。そしてもうこれは自分は、この人と出会う「運命」なのだと勝手に思っていました。その後も何回かの電話をし、更にその後にはデートをすることに。結局、デートをする直前まで自分は、彼女の顔を見ることはなかった(自分の写真は載せていました)のですが、当日に会う事ができたその人は、自分よりも身長が小さく、小柄でとても可愛らしい人でした。当時の自分は本当に、このトントン拍子に進む「婚活」に浮かれていたと思います。

 

良い思い出となりました

 

結果から書いてしまいましたが、最初のデートの後も何回かお会いしてお話をしていくのですが、突如音信不通になります。その時期はちょうど自分も、勤めている会社の契約期限が迫り、少し慌ただしかったこともあり、彼女をないがしろにしていたせいもあったかもしれません。8月頃に不通になってしまい、その後もいくつかラインをしましたが、今は全く連絡をしていません。自分が無職になってしまったこともあり、連絡する勇気がなくなってしまったんですよね。何が悪い誰が悪いかで言えば完全に自分が悪いのです。

 

そんなこんなで、わたくしの「婚活」は終了いたしました。本気で付き合ってくれたかどうかは別として、こんな自分に付き合ってくれたことには本当に感謝しています。たらればも後悔もあるのですが、それでも彼女を責める要素は何処にもありません。今後の彼女の人生が、幸せで満ち溢れますよう、祈るだけです。多分、自分と結婚になっていたら駄目になっていたかもしれない。そう考える事にしました。

 

今回も読んで頂きありがとうございました。

それではまた。

 

 

 

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