借金人生だった日々2 その1
こんばんわ。本日も睡眠時間バッチリ過ぎている中年です。12月早くも5日が過ぎようとしています。退職してしまった後悔も徐々に薄れてきているのですが、貯金を切り崩しながら生活する日々はやはり少し、危機迫るものがあります。まぁ1度2度ではなく、何度も同じことをしてますからね。それでも懲りないのだからどうしようもないですね。
さて今回は前回書きました「借金人生だった日々」の続編を書こうかなと思っています。これまた長くなりそうなのを先に皆様に報告しておきます。過去記事はこちらです。過去記事をご覧になった後でこちらを読んでもらったほうが、より自分の愚かっぷりが分かると思いますので、是非読んでみてください。稚拙な文章ですがどうかお付き合いくださいませ。
さて「借金人生だった日々(後編)」では何とかひと月を凌いだのですが、たかが1か月、地獄が伸びただけでなのです。ここからが過酷な自業自得の世直しになります。
積もればとんでもないことになる税金
ひと月凌いだと書きましたが、実際には凌いでいません。防いだのは「親に即バレそうな、払わないとマズい」ものだけです。と言いますか、払う金額の桁が大きすぎて目を逸らしていたものがあります。それは日本国民全員が、納めるべき義務である税金、「住民税」です。会社に勤めている時は月々に払っていくものですが、雇用されていない場合の住民税は約1年分を何期かに分けた請求書(伝票)として送られてくるのです。つまりは月々払っている分が「数か月分」を1期として、何期かに分かれて請求されてきます。
なので、数か月分を一気に払わなくてはならないため、かなり大きい金額になります。ですが、どうしても払えない場合は役所へ赴き事情を話せば、停止は不可能ですが更に分割した支払いを提案してくれることもあります。自分は請求書に目もくれず、役所にも行かなかったため、最終警告ともとれる「赤い封筒」で送られてきました。
見直してみたらとんでもない金額だった
金策を終えた翌日の事、少し改心したのかとりあえず自分の身に起きている借金・支払い等を見直してみた結果、こんな感じでした。
・クレジットカード キャッシング 49万円
(50万円満額。先月に支払ったので-1万円)
・住民税 延滞金含み 46万円
(踏み倒し続けて積もり続けた税金。約2年分)
合計の借金総額 95万円
詳細は省かせてもらいますが、キャッシングはリボ払いで月々1万円。これは月に払う総額の8万5千円の中に入っています。(利息・元金込みで18500円くらい)当時の持ち金約1万数千円で無職。ブログを読まれた方々の中には「こんなの余裕だろ」と思われる方もいると思うのですが、当時の自分はもう、手に汗が止まらない状態でした。これが身内にバレてしまったら、厳しかった親の事です。自分は殺されてしまうのではと震えていました。
兎にも角にも働く
そんな借金を抱えているにも関わらず、ネット環境だけは完備していました。ですが所詮それはただ、動画閲覧するためだけで、それ以上の思考も知識もなく、勉強嫌いだったので学ぶこともせずに持て余している状態。「とにかく働かねば」と前回お世話になった派遣会社さんに電話をし、仕事が欲しいと泣きつき、その後なんとか一つの会社を紹介してもらい、無事にそこに勤める事ができました。
時給は1000円。残業がまぁまぁある、家電のリサイクルを主に行う会社でした。大手家電メーカーというのもあり、職場は広くてどこも綺麗。安全面・仕事のマニュアル等もしっかりしていて、以前勤めていた会社とは雲泥の差でした。時給が若干安いのがネックでしたが、働けるだけマシだと思い、必死にやっていくのでした。
週払いは必須
基本的は給料日は、月末締めの翌月15日払い。つまりこのまま必死に働いたとしても、その月にはお金を得る事ができないので、週払いをお願いしていました。週払いでもらえる金額は、1日分(残業をしてもしなくても)5千円。一週間、約5日働いたとして2万5千円。残りの労働分は翌月の15日に振り込まれるという仕組みでした。これならば、約4週間(25000×4=100000)になるので、なんとか月のノルマ8万5千円を賄う事ができるのです。残りの1万5千円は、車のガソリン代を含む生活費となります。
当時の考えでは、週払いの金額で月々のローンを払い、翌月15日に振り込まれる残金で、住民税を払っていけないかと考えていました。実際それは可能でした。残業をきっちりこなしていけば、週払いで10万円先に貰ったとしても、15日の残金は最大で7・8万くらいになったので、余裕でした。しかしそんな簡単に上手くいくことはあらず、その後も事件は起こり、悪循環は続いていくのです。
読んで頂きありがとうございました。長編になるかと思いますが、なるべく早めに更新しようと思いますので、これからもよろしくお願いします。
その2へ続きます。