底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

借金人生だった日々2 その4

こんにちわ。自由を求めて逃げ出した中年です。最近の記事はなんだか暗い内容なものばかりになっていますね。日記と言うのはその時の気持ちや書いている時の気分でコロコロと内容が変わってしまうので、さぞ読みにくいモノになっているのかと思います。ちなみに日記以外の記事はもちろん、この底上がり以外に記事を書いたことがありませんし、皆様の関心を引けるような記事を書く自信も知識もありません。。

 

さて、しばらくぶりであった借金物語の4話を書いていきます。これは下記の続きであり、サイドバーリンクにある前編・後編の更に続編になります。お時間がありましたら是非、前編から読んでみてください。(3話はこちらです↓)

 

sokoagari.hatenadiary.jp

 

おさらい 

 

前回はなんとか、市役所訪問を終えて月々に支払う税金の金額が決定しました。そして当時の収入と、住民税を含めた全ての「支払金額」をまとめてみましょう。

 

月々の支払い

・リボ含むクレジット+家賃=8万5千円

・住民税(月々)2万5千円

合計 約11万円

 

収入

・週払い(2万5千円)×4週=10万円

・翌月15日(週払い分を引いた残金-今期の住民税)7万円

合計 約17万円

 

支払いは月末の27日支払いを終えた後の残金が約6万円。

 

ひと月の生活費が約6万円。なんと6万円もあるという現実にガッツポーズしていました。

 

先々月(借金人生だった日々後編を参照)と先月の生活費はほぼ無かったのを考えると6万円は非常に大きい金額です。頑張れば貯金もできるんじゃなかろうか。いやここは体力をつけるために食事のグレードを上げてしまうとか、なんやかんや嬉々としていました。とにかくこの収入で「人並の生活」に戻ることができたのです。

 

数か月がたった頃

 

欠勤せずに頑張って働き、支払う物を支払っていってはや数か月。貯金も確かその頃は5万円くらいはあったと思います。その頃に思っていたことは確か、貯金をもっと増やして週払いを無くし、月払いにしていこうかと。そうするためにはまだ5万円では足りなかったんです。とにかくお金が欲しかった。残業も進んでこなしたがそれほど収入に反映しない。

 

そんな話を派遣の営業さんに話してみた。すると「キサヨトさんは休まずによくやっているから、じゃあもう1つやってみる?」とのこと。もう1つというのは多分仕事の話で、掛け持ちしてみるか?という提案だった。更に聞いてみるとそのもう1つはこれまた、前回とてもお世話になった、例の「青果仕分け作業」だった。昼の勤務で今の仕事をし、終わったら夜にその青果仕分けをやるという掛け持ち具合である。もしその話がうまくいけば、激務にはなるが収入もかなり増えるし、念願の「週払い卒業」も見えてくる。「是非お願いします」と返事をしました。

(青果の仕分け作業については、「借金人生だった日々(後編)」に書いてあります)

 

何かが違っていた

 

掛け持ちの案件をもらってから数日後、迷惑をかけたにも関わらず先方はOKしてくれたとのことで、連絡をもらった翌日からついに掛け持ち業務が始まった。昼の仕事は朝8時から17時。残業をしたとしても18時には終わります。そしてもう一つの青果仕分けは夜20時から朝の5時まで。どちらも週5日というサイクルで勤めることになります。

 

時期は12月。青果仕分けの方は年末のみという限定付きだが、働き次第では今後も使ってもらえるかもしれないと話していた。要は自分次第だということでした。前回は夏場であり、ひどい目にあったが今回はいくら動いても熱中症にはならないし、辛かったが一度やったことがある慣れた仕事だ。なんとかなる。と思っていたのですが、いざ現場に行ってみると、あの時とは違う光景が目に映っていたのです。

 

思わぬ落とし穴が待っていた

 

まず目に入ったのは「作業員の数」です。多い!前回は確か4・5人だったはずですが、その時は10数人いたと思います。最初に目に入った人数に驚いていると、現場を仕切る正社員の方が出てきて、良く分からない事を話し出した。「じゃあ、仕分けする場所と人を割り振りします」と。

 

え?仕分けする場所?

 

前回勤めた時は、今いるこの場所こそが仕分け場であり、この場所で4・5人で段ボール積みになっている青果を別コンテナに仕分けていく作業であった。まぁこれだけの人数でこの現場では狭いからなぁと思っていたのですが、「ここまでの人はあの場所で、ここからの人はあそこで・・・君からここまでの人はここで」と約3班に分けられた。要するに仕分け場は3つあるという事だ。

 

「それではお願いします」と同時に、待機していた社員の方々がフォークリフトで仕分けを行う段ボール積みパレットを運んでくるのですが、ドンドン、ドンドン、ドンドン持ってくるんです。とんでもない量です!年末の影響なのでしょうか。前回仕分けした2・3倍はあります。そして社員のとどめの一言「ここらへんのは0時出荷なんで急いでください」と言い、別の場所へ。そして皆、猛烈な勢いで仕分けを始めました。作業人数の多さに大比例して仕分け物の量が多かった。これは掛け持ちしている身としては非常にキツイ作業となりました。この仕事が終わるのが朝の5時、昼の仕事開始が朝の8時なので、睡眠時間はわずかです。「これはアカンやつだ」猛スピードで仕分けながら、これから始まる掛け持ち業務の過酷さに恐怖しました。

 

ついにやらかします

 

地獄の掛け持ち作業を終えた次の日、1時間ちょいの睡眠時間では全く疲れが取れず、目覚まし系のドリンクと栄養ドリンクを一気飲みして昼業務に赴きました。自分から志願しておいて休むわけにはいかないと、昼と夜の業務をこなしていって4日目あたりでしょうか。

 

夜の業務を終えた頃にいつも以上に体が怠く重く、頭痛も激しい。まぁ忙しかったから仕方ないと、フラフラながらも帰宅し寝ようとするのですが、息苦しくて眠れない。ちょっと変だなと、とりあえず熱を測ってみるとなんと39度以上の高熱になっていました。あぁやっちゃったなぁ。なんて体温計を見た瞬間は思ったのですが、少しして「それがどういう事なのか」を理解したとき、思わず「あぁ!」と叫んでしまいました。

 

体温も39度を超えると、自然治癒では中々治りません。なので皆様はこの辛い体調をいち早く治そうと病院へ行き、薬もしくは注射を打ってもらい、早期回復を図るはずです。しかし自分は体の丈夫さを過信し、「年金と社会保険を無しに」して、収入にしています。保険証無しでの病院診察は10割負担です。やりました。恐れていたことがついに起こってしまいました。 

 

今回はここまでです。さて保険証のない状態で高熱を出してしまったキサヨトはこの後、どのような事をするのでしょうか?物語はここから後半になっていきます。

 

それでは その5に続きます。

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