底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

借金人生だった日々2 その7

こんばんわ。再び夜行性になりました中年です。ドメインとか何やらの設定を無事に終え、新生「底上がり」の幕開けです。その一発目が借金物語という微妙なチョイスになってしまうのですが、大目に見てやってください。 

 

前回は思わぬうっかりミスで、自ら安定を崩してしまった所まででしたね。わずかの返済を続けても増えるばかりの出費にキサヨトはどのような行動に出るのか。この記事は下記の「借金人生だった日々2 その6」の続きです。お時間がありましたらそちらから読んで頂くと、キサヨトの自覚のなさがより理解できるかと思います。サイドバーのリンクに全て載っていますので、気になった方は時系列で読んでみてください。

(1つ前はこちら↓)

 

www.kisayoto.com

 

 

自分会議は困難を極めた

 

サスペンション周りが潰れてしまい、結構な異音を発するようになってしまった愛車。幸い外からはそれほど大きい音がしなかったため、即修理しなくても大丈夫でした。そもそも修理代がなく、駄目だったら本当に詰んでました。さて困ったことに2年後とはいえ、次の車検時には大出費が待っています。マフラー交換約5万円。サスペンション周りの修理約15万円。一通りの車検代金13万円。合計すると約33万円です。

 

それ以外にも月々11万円の支払いがあり、当時は10数万円の貯金がありましたが、このまま返済&貯金をしていっても2年後に貯まるかどうかは分かりません。また掛け持ちの仕事をするか。でもまた体調を崩す可能性もあるので踏み出しずらい。でも現在の収入では足りるかどうか分からない。メモ帳に数字(金額)を書きながら悩み悩んでいました。

 

ここからお世話になることになった

 

真面目にコツコツ払っていった結果、当時の住民税の残金は20数万までになり、クレジットのキャッシングも残り40万を切るところまでいっていました。何日も悩んだ結果、ある考えが浮かんだのです。それは「今よりも大きく稼げるところを探す」「家賃が安い所に引っ越す」この二つを同時にできないかと考えました。つまりは社宅もしくは寮のある会社に住み込みで働ける場所がないか。コンビニで無料の求人雑誌をもらい、ネットで求人サイトを調べ、そんなこんなで見つけたのが、今もお世話になっている派遣会社さんでした。

 

ネットで見つけたその求人の手取りはなんと年金・保険料を引いても24万円。残業たっぷりでフォークリフトを用いた仕事で2交替の勤務でした。現在の手取りが合計で約17万円。得意なフォークリフトでの仕事なら何とかなるかもしれないと申込むと、翌日に電話が来て、「事務所に来てほしい」と言われました。急いで履歴書を書き、仕事が休みであった土曜日に向かいました。本当は土曜日は休日だったらしかったのですが、自分に合わせてくれたとの事で、流れの早い対応にとても良心的な会社だと感動していました。

 

優しく対応してくれました

 

事務所は旧道のこじんまりとしたところにありました。車を止め、「失礼します」と中へ入ると、電話をしてくれた営業さんらしき人が対応してくれ、「じゃあどうぞこちらへ」と応接室へ案内をしてくれました。しばらくして何枚かの書類をもって、面接がスタートしました。フォークリフトを使っての仕事でしたが、まぁまぁ経験がないと難しいと先に説明を受けましたが、昔からフォークリフトに乗って仕事をしてきていたので、問題はないだろうと言われ、ホッとしました。扱う資材も、過去にそれを扱った仕事をしたことがあるので、こちらも大丈夫そうかなと言ってもらえました。

 

まぁあくまで営業さんの主観であり、実際に勤める会社の面接では何を言われるか分かりません。そして今度は「寮」についての話をしました。求人には「寮制度あり」と書かれていましたし、それでも勤務地はさほど遠くなく、引っ越しも手軽に行えそうだったので志願したのですが、寮といってもそこの派遣会社さんが「法人契約」でアパートを借り、そこに住むという制度でした。諸費用だけは派遣さん持ちであとは自分が払うという感じで、普通にそこらのアパートに住むのと変わらないそうで、それはそれでコミュ障の自分としてはありがたいところでもありました。

 

人生をかけた計画が始まる

 

面接後、「キサヨトさんくらいの経験者なら難なく採用になると思うよ」と力強い言葉をいただき、勤め先の面接日を決定し帰宅しました。その後、その勤め先での面接を行いましたが、本当に難なく採用をもらいました。面接と言うよりかは雑談に近い感じです。書くことがほぼ無いくらいに簡単でした。「でもそういう所って少し問題がある会社なんじゃ?」なんてお思いの方。大正解です。後日談ですがこの会社は人間関係・管理体制・環境ともにあまりよろしくない所でした。けど給料面では文句なしでした。残業代もしっかり出たのでそれは当然なのでしょうけれど、当時は縋るしかなかったのです。

 

「明日にでも来てほしい」との話をもらったのですが、面接時は在職中であり話し合いの結果、1か月ほど待ってもらう事ができました。さぁここからが大きな企画の開始です。まずは「寮」に住むので部屋を決めなければなりません。でもそれは派遣さんと付き添いで決めていくので些細な問題ではないのですが、問題は「今の仕事を辞めなければならない事」と、「引っ越しする際の費用」そして、「次の勤め先では週払いが不可能」だということです。1・2は何とかなりそうですが問題は3です。今まで週払いとして先にお金をもらっていたことで生きてきたので、それが無しになってしまうと現在の手持ちでは少々足りないのではと思い、再び数字(金額)を記入しての自分会議が始まります。何か良い手はないかとキサヨトは無い知恵を絞っていくのです。

 

 

今回はここまでです。借金物語もいよいよ終盤に近付いてきました。次回は抱える問題や金額のまとめ、そしてキサヨトが行動した「危険な賭け」について書いていこうと思います。

 

それでは その8に続きます。

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