底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

借金人生だった日々2 その3

こんばんわ。寝すぎなのか風邪なのか原因不明な頭痛に襲われている中年です。いや多分、久々に長い時間、人と会話をしたせいなのかもしれない。なんて、本日は予想よりもかなり早くなってしまった、次の働く仕事の面接と会社見学に行ってきました。この件についてはまた後程記事にしたいと思います。

 

前回はやっと働き始めたところでしたね。今回は当時の食事関連と、市役所での出来事をまとめてみました。これは下記の続きになりますので、サイドバーもしくは下記のリンク(その2)を先に読んで頂けたほうが、自分の駄目っぷりがより伝わるかと思います。

 

sokoagari.hatenadiary.jp

一番最初の借金物語はこちら↓

 

sokoagari.hatenadiary.jp

 

それでは第3部始まります。

 

 

安くて腹持ちが良いアレはかかせない

 

ライフラインの1つであるガスを自ら封印しました。しかしあらかじめ非常用に2・3千円で購入したカセットコンロがあるので加熱調理は可能です。ですが収入の約8割が出費(返済)である当時は、節約した食事をしていかなくてはなりません。とりあえず、これがあればなんとかなると思い、購入したのがお米です。

 

たしか10キロで2000円くらいだったでしょうか。お米も質やブランドによって値段が違いますよね。炊きあがった時の触感とか甘味とか。当時も変わらず毎年の年末には実家に帰っていたのですが、その時に親が買っているご飯が別ものなくらい美味しかったんですよ。こちらに戻る際に少し分けてもらえていたので助かっていました。

 

今も大好きなお野菜さま

 

主食は手に入れましたが、いくら貧乏でもさすがにご飯だけではキツイので、自分も流行りに乗り、「食卓を管理する主婦の味方」を購入しました。それはいつもお安く提供されている「もやし」と「たまねぎ」です。そして過去からお世話になっている鰹節。適当な調味料があれば万全です。大まかな計算で一週間の食費は1500円くらいでしょうか。会社でのお昼はお弁当が出るので作る必要はなく、朝か夜だけ作ればOKでした。炒めたり茹でたり、もしくは小麦粉を使って揚げたりと、どれも美味しくできる万能野菜様たちです。

 

週の収入25000円のうち、3500円は食費やガソリン代に使っていました。車を持っていましたが、通勤や買い物以外には乗らず、ガソリンも2週に一度、2000円分くらい入れれば何とかなりました。ちょっと古い愛車トヨタラウム。当時はあなたの燃費に助けられました。そして15日の給料日にご褒美として1000円限定で、ご飯を食べに行ったり、普段買えない食料を買ったりしていました。モチベーション管理ですね。昔は何も考えず暴飲暴食してたので、つくづく自分は、尻に火が付かないとダメなんだなと、書いていて思いました。

 

あ、ちなみに洋服等までは手が出せず、いつもあるものを着ていました。当時の見た目はすごくダサい恰好だったと思います。靴もボロボロなの履いてましたし、結構太っていましたし、本人は全く気にしていませんでしたし。。

 

勇気を出して踏み出した

 

会社勤めを始める少し前に、今まで逃げ続けていた住民税を何とかするべく、市役所へ向かいました。非常に重い足を動かしながらなんとか、役所内の税務課へ。名前を言い要件を伝えると「じゃあ、こちらの部屋へ行きましょうか」と連れられました。予想はしていましたが、これはただでは済まされないと直感しました。まぁ多額の税金を踏み倒しているのだから、役所の人からしたら「やっと来やがったよこいつ」と思っているはずです。

 

別室へ案内され椅子に座っていると、いかにも「お偉いさん」っぽい人が何枚かの書類をもって来ました。その時のお話は正直覚えていません。ですが要点だけ話しますと「このままでは差し押さえますよ」と言われ、確か「少しづつ払いますので勘弁してください」と話したかな。溜めに溜まった額は約46万円。「月々5万以上は払ってくださいね」と言われたが、勤める前だったのでどのくらい収入があるのかが把握できず、その半分くらいなら何とかなりますとか何とか話したと思います。「本当に払えるんですね?」と役所の人はため息交じりで、なんとかそれを承諾してくれました。

 

その後、誓約書っぽいものに名前を書かされ月々25000円ずつの請求伝票をもらいました。単純計算でも月々25000円の19回払い。100万円くらい入っているんじゃないかと思うくらいの請求書が入った茶封筒をもらい。重い足取りで帰宅しました。最後の方で「もしまた何かあったらすぐに連絡してください」と言われたのを覚えています。裏を言えば、もしまた逃げたらどうなっても知らんからな。と布告されたも同然ですが。

 

つまりひと月の支払い合計は

 

基本的な支払い85000円(家賃・リボ含むクレジット払い・電気・水道費)そして住民税の25000円をプラスして合計110000円。約11万円が月末に無くなる計算です。勤める前の当時は、こんなに払えるのだろうかと絶望していたのですが、一か月・二か月経過した頃には、厳しかった生活にも余裕ができていました。週払い含め月々の収入が18万円。支払いの11万円を払っても7万円。派遣の営業さんに住民税だけ引いてもらうようお願いしたとしても、(市役所の方に言われて払う事にしました)月に6万くらい残るのです。

 

ひと月目の給料をもらったとき、計算してみてガッツポーズをしたのは忘れません。これで払っていける。生きていける。何もかも自業自得なんですが、転職巡りをしなければ、もっと楽な生活ができたんじゃないかというツッコミは無しでお願いします。

 

というわけで余裕を手に入れたキサヨトはこれから先も頑張って返済をしていくのでした。これにて借金物語は完結。。。。

 

しません!しませんよ。むしろここからです。運命の面談(市役所)を終え、ほんの少しの余裕を手にしたキサヨトはここであることを「よかれと思って」やらかしてしまいます。

 

次回はそれを主に書いていきましょう。

 

それでは、その4に続きます。

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