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中年になってから少し頑張ってみるブログ

借金人生だった日々2 その6

こんばんわ。引きこもりの癖に風邪を引いてしまった中年です。この季節はちょっとでも油断するとすぐに体調を崩してしまいます。何もしていなくてもこうなるのですから、忙しくされて疲れている方は特に体調を崩しやすい季節となっていますので、お体を大切にしてください。それでは借金物語6話を書いていきます。 

 

前回は体調不良から始まって少しの平和を得ての終わり方でしたね。釣りをすることが趣味になったキサヨトはしばしの平和を楽しむことができたのですが、またもや良からぬことが起きてしまいます。それでは続きをどうぞ。これは下記リンクの続きです。サイドバーのリンク一番上が一番最初の記事になっていますので、お時間がある方は読んで頂くと、キサヨトの無謀っぷりが分かるかと思います。

(一つ前のお話はこちら↓)

 

sokoagari.hatenadiary.jp

 

 

安定した日々

 

とてつもない疲労と睡眠不足を抱えながらも努力した掛け持ち生活。8日間という短い期間ではあったが、その翌月の年を跨いだ15日の給料はとても甲斐あるものでした。いつも通りに週払い制にしているので、その残りの約5万円プラス掛け持ちバイト分で約9万5千円くらいでしたので、合計14万5千円!病院へ行った際の10割負担は大きかったですが、それに余りある収入に歓喜していました。

 

釣りという趣味もでき、大きな収入もあった。っとくれば当然「釣り具」を買いに走ってしまいますよね。もっと貯金をしていけばよかったのに馬鹿でした。でも当時はお金の大切さを良くわかっていたのかそれほど大きい買い物はせずに、休めで万能に使える竿とか投げ釣り用仕掛けとかを買っていました。ルアーに手を出さなかったのは正解ですね。あれは結構なお金がかかりますからね。その後は順調に過ぎ、数か月は安定した日々が続きました。

 

所有者の義務は確実に果たした

 

時は巡り数か月後の5月頃でしょうか。5月には大きな出費があるのをしっかりと覚えていました。車を所有されている方なら誰しもが支払うべき税金「自動車税」です。住民税は踏み倒している癖に自動車税だけはなんとか支払ってきました。この年も例に漏れずお支払いです。トヨタラウム、1500CCのエンジンでしたので、3万7千円くらいだったと思います。まとめてその月の支払いをすべて終えた当時の資産合計は確か12万くらいだったでしょうか。ちょくちょく釣りに行っていましたからね。餌代、ガソリン代等で結構出費していました。お金があるとつい、節約を忘れてしまう馬鹿な生き方をしていました。

 

そしてこの年は更に大きな出費が控えています。これも車所有者の方ならご存知かと思われます「車検」です。実は愛車ラウムはこの年で御年11年。走行距離も20万を超えており、中々のガタつきが出ていました。車検は7月です。この月までは特に何もなかったので飛びまして、いざ車検当日。いつもお世話になっている車屋さんへ。家族経営していらっしゃるこちらの社長さんはとても良い人で、お金がない事を話していましたし、よく知っている方でした。「今回も分割でいくかい?」とおっしゃってくれるのがとてもありがたく、お言葉に甘えていました。2年ごとの車検で車に異常がなければ約13万円くらいです。それを月に1~2万円の分割にしていただいていました。利息の話も「あぁ、いいよそれくらい」と無しにしていただき、まさに神様のような方でした。

 

警告 そして

 

いつもどおり、車検終了の連絡を受け車を取りに行きその時に雑談をするのですが、今回はちょっと深刻なお話がありました「車のマフラーがそろそろ限界かな」と。確かに11年も乗り回していれば、徐々に各パーツも限界が来ます。恐らく次の車検では交換になるでしょう。と告げられ、おおよその値段も聞いてみました。中古で5万円くらいかかるとの事。それでも後2年後のお話しです。当時は何とかなると思っていました。

 

しかし予想外の事件が起きます。それは車検を終えた8月あたりだったでしょうか。その日は休日で漁港に釣りに行っていました。この漁港は当時、東日本大震災の影響で被害を受けており、頻繁に工事を行っている場所でした。いつも行く釣り場のその付近だけはバリケードが貼られており、徒歩で行くしかなかったのですがたまたまその日はバリケードが開かれており、同じく釣りをしている人達もその現場付近に車を止めていました。先にお話しておきますと、その付近は漁港の舗装予定地であり10~20㎝ほど飛び出たマンホールがいくつもありました。

 

「今日はサービスでもしてるのか」と自分もその現場近くに車を止めます。そして釣りを開始。結果はボウズ。釣り具を車に積み込み「じゃあ帰るか」と車を前進させた途端「ガン!」と大きな音とともに一旦止まります。あろうことかそういう時に限ってシートベルトをしておらず、その衝撃をもろに受け体が前へ飛び出します。一瞬の出来事で何が起こったか分かりませんでした。釣りをする前に止めた車の前下にはマンホールがあり、知っていたはずだったのに、帰るころには忘れていたのでしょう。事故は起きました。

 

自業自得の連鎖 

 

衝撃で前へ飛び出してしまった体でしたが、幸運にもあまり速度が出ていなかったため、サンバイザーの止め具に頭をぶつけ、首が若干のムチウチ状態にはなりましたが、大けがにはなりませんでした。額にタンコブができた程度です。すぐさま車から降りて裏をチェックします。そんなに車には詳しくないのですがそれでも、ぶつけて凹んでいる個所を見て「これはマズい」と思いました。本当に幸運にも液漏れ等はなく、にじんでいるのもなかったので、ちょっとホッとしつつ、再びエンジンをかけ動かしてみると、明らかな異音がありました。走行には問題ありませんでしたが、とにかく車屋さんに電話し、見てもらうことに。

 

「サスペンションがやられているね」と言われました。ブレーキやオイル系統の大事な個所はガードされている部分は凹んでいるものの、何とかなるそうですが、サスペンションをスムーズにするクッション等がつぶれてしまって、これが異音の原因だと言われました。応急処置をしてもらいましたが異音は直らず、更に「これは直さないと次の車検は無理だ」とも。車検が通る最低限の修理だとしても金額はおおよそ15万円ほどとの事でした。大ショックでした。自分の軽はずみな行動が大きな失態となり、大事な愛車を傷つけてしまった。額や首の痛みよりも心が痛みました。

 

診てもらった結果、異音はするものの走行に問題はないけれど、2年後の車検にはマフラーとサスペンション周りの修理が必要なことを告げられ、車の年齢も考えて買い替えを検討してみたらという話も聞きました。この時点での「月々に支払わなくてはならない金額」は11万円+分割の車検代(さすがに自動車税は一括払いしました)2万円。合計で13万円です。それも次の2年で返せて減らせるかと考えたら、恐らく今の収入では不可能です。また掛け持ちをするかそれとも…。キサヨトは考え込むのでした。

 

 

さて再び落下してしまった借金物語です。増える出費の山を今後どうやりくりしていくのでしょうか。続きは7話でお話ししましょう。

 

それでは その7に続きます。

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