底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

面接とは言葉の戦争だと思い知れ

こんにちは。夜中にドライブ観光をしたために記事が書けず、こんな時間での更新になってしまいました中年です。現在、原因不明な口内炎が左右の頬の内側にできてしまい、中々食べ物が食べずらくなっています。熱いものとか、ちょっと辛い物でもピリッと痛むんですよね。清潔にして早めに治していきたいです。

 

さて今回は、昨日早急に決まった会社見学&面接に行ってきました。派遣の営業さんに車で会社まで案内され、向かった先はやや大手の物流会社です。実は数年勤めた会社も物流の関係で主にフォークリフトを使用した仕事をしていました。その経験もあり、今回の紹介はその物流絡みというわけですね。

 

サポートしてくれると思っていたのに

 

会社に到着し、事務所を訪れます。「おはようございます。本日はよろしくお願いします」まず先に、そしてお互いに挨拶を交わしてから応接室っぽい所へ案内されるのですが、ここで予想外な出来事が「じゃあ、終わったら連絡くださいね」と言い残し去っていく派遣営業さん。え?サポート無し?これは全く想定外でした。今までは大抵、派遣会社を通しての会社面接は営業さんが付きっきりで、たまにフォローやサポートをしてくれるので大変心強かったのですが、今回は1人です。いきなりの孤独に不安になります。

 

流れとしてはまず面接を行い、そして工場見学という感じだったのですが、結果、今回の面接は本当に久々に「根掘り葉掘り聞かれる系」の面接でした。面接前の応接室では、不安になりながらも「まぁそんなに聞かれる事はないだろう」と高を括るキサヨト。なんせ、自分の履歴なんて全て数年前に営業さんに任せたままで、ろくに覚えていないですからね。なんて考えていると、2人の上司っぽい方が応接室に入ってきました。絶対に面接で採用されたい方は、十分な段取りをおこなってから挑んでください。言わずもがなですよね。失礼しました。これは駄目な例の面接でございます。

 

困ったときの必殺ワード

 

「では始めましょうか」と面接官が持っているのは自分の履歴書。「それではこの〇〇高校はどういった所でした?」という言葉を聞いた時に、背筋がゾッとしました。あ、これ全部聞かれるパターンだ。と高校はほぼ最低偏差値のいわゆる「馬鹿田高校」でしたし、その後は留年・退学した専門学校の履歴が書いてあったはず、何と言えばいいか。そこで必殺のワードを炸裂させました。そしてこの時点でこの面接は多分駄目だとも思っていました。

 

「えーと…ちょっとうろ覚えでして」と先に発言する作戦です。これを言っておけば、一から十まで言うことなく、3から8くらいまで話すことでなんとか伝わります。その他の会社履歴の入退社理由なんて、正直覚えていませんし、ほぼ人間関係だったし、それを言ってしまったらその時点で終わってしまいそうなので、なんとか思い出そうとするのですが「えーと」「あーと」の連呼ですよ。そんなこんなで何とか自分の真っ黒い歴史を説明しました。穴があったらマッハで入りたいです。

 

その後も攻撃は続いた

 

一通り履歴をお話しすると次は、メインであるフォークリフトの経験や体験談・失敗したことがあるかどうか、どれくらいのものを運んでいたか、運転していて腰痛などはないか、持病・大きな病気はないか、重いものを持っても大丈夫なのか、残業は平気な方か、休日出勤は大丈夫な方か、夜勤があっても大丈夫なのか、その他色々と質問を受けました。前の仕事を退職してから、ほぼ誰とも会話せずに1人で過ごしてきたせいか、質問の中間あたりで頭痛が発生してきました。性格なのか何なのか、普段話をしていないと人間はろくに話せなくなるんですね。

 

頭の鈍痛を堪えながら、何とか面接は終了。この時点で約2時間経過していました。長い。しかしこれでまだ終わりではない。ここからやっと「工場見学」が始まるのだ。もう帰りたかった。「じゃあこれに着替えてください」と作業服上下を用意してもらい、着替えていよいよ出発です。面接をした事務所から工場までは少し離れているので、1人の面接官の運転する車に乗り、移動します。

 

まだ終わっていなかった

 

 

面接に疲れてしまった自分は、車中ではほぼ無言になってしまいました。面接官もそれを察したのか、何も言わないでくれました。まぁ多分、この面接は駄目だと思っていたので、あとで派遣の営業さんに謝っておこうと考えていると、やっと工場に到着です。大きな倉庫が3つあり、トラックに積まれている荷物を降ろしたり、又は積んだり、仕分けしたりピッキングしたり。いわゆる入庫する倉庫ですね。そしてその倉庫の事務所に入りました。

 

事務所に入り、挨拶をすると「どうぞこちらへ」と応接室っぽい所へ。そしてその倉庫の上司らしき人が現れ「じゃあ少しお話をしましょうか」といきなり面接が始まりました。思わぬ第2大戦。キサヨトは既に負傷兵であった。このままでは殉職もありえます。そこでも、先ほどの面接官のサポートがありはしたものの、同じような質問を受けました。裏を返せばそれほどの「人選」をおこなっている良い会社なのかなとも思いました。

 

ほのかの香る黒い匂い

 

一通りの面接を終え、今度はやっと、自分が行う作業の流れの説明を聞くことができました。作業時間は朝8時から夕方17時までの常昼作業。基本は週休2日。内容は上記に書いたような内容です。ほぼフォークリフトに乗りっぱなしになるらしく、腰痛を発症する人が多いらしいのですが、自分はそういうのには無縁だったのでそれを伝えると、今の忙しさの状態を話してくれました。

 

今は年末と言う事もあり残業が多いとのことで、まぁ年末だからどこもそうだろなぁと思って聞いていたのですが、「今はどのくらい残業してるの?」との面接官の質問にその上司は「今は4時間くらいですね」との答えが。ん?4時間?つまりは定時17時から4時間残業なので、終わるのが21時くらいと言う事です。かすかに黒い企業の匂いが漂ってきていましたが、残業代はしっかり出してくれるとのことで、後は自分のやる気次第かなと。

 

さてどうするか

 

その後は各倉庫を見学&その倉庫を指揮している主任さんともご挨拶。厳しくとも人の好さそうな人だったのでちょっと安心。会社にはほぼ必ずいますからね、とんでもない人が。話によると、従業員の人たちの中にそういう人はいないらしいので、すぐ仲良くなれますよと話してくれました。最期の方で、「作業員が少ない現状なので、これだけのフォークリフト経験をしている人なら大歓迎です。お返事お待ちしています」と思わぬ好印象があったという事を話してもらえました。個人的に最悪な回答だったと思いますが。

 

そしてやっと面接が終わり、派遣の営業さんと合流し帰宅。気が付けば4時間と言う長い面接を終え、もはや瀕死です。感想としては、面接前の「残業もあるからガッツリ稼げますよ」と言っていた営業さん。確かに稼げるでしょうけれど、ガッツリ過ぎなのではないでしょうか。土日休みなのはありがたいですけれどね。情けない事にすぐには返事をせずに、月曜日に電話をすると言い帰宅しました。

 

終結果は月曜日

 

あと1つ、紹介してもらえる会社があるのですが、できればそちらを見てから決めたいなと考えています。本当は選んでいる場合ではないのですが、この会社に入ってしまったら、底上がりの存続が危ういかと考えてしまいました。ブログを書き始めて、やっと楽しくなってきた矢先に終了っていうのは悲しすぎますし、将来はこうやって文字を書くことで収入が得られたらと思っているので、少し考えてしまっています。

 

「馬鹿なこと言っていないでさっさと働け」という声が聞こえてきますが、すみません。本当にここは慎重にいきたいのです。

 

それでは、グダグダ面接回でした。

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