底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

スパイラルの中を彷徨う

こんにちは。中年無職です。

12月に入り年末に向けて、とても忙しくされている方をよそに、自分は今年の今をろくな労働もせずにぐうたらと過ごしています。本日は日曜日ですね。明日の労働に備え、ゆっくりとお休みされている方もいらっしゃると思います。いつもお疲れ様です。今年もあと一か月、風邪を引かぬよう、体調を崩されぬようにお過ごしください。

 

そんなこと言われなくても分かっている、おおきなお世話だ、いいかげん甘ったれていないで働け。言われていないようで言われている「声」が聞こえます。思い込みなのでしょうか。でもそうですね。休む間もなく働いていらっしゃる方々からすれば、自分はその通り、自由で何の苦労もしていないように見えます。実際そうです。働いていないのですからね。そのかわり、無収入です。いわば、「お金を使用して自由を得ている」といった感じです。

 

打ち明けられない

 

年末は毎年実家に帰ります。このアパートから実家までは車で約2時間ほどです。なので、よほど緊急な事がない限りは、両親がこちらに来ることはありません。それを良い事に好き勝手やっているので、きちんと働いている時は堂々と実家に帰宅できるのですが、今みたいな現状だと、怖くて帰宅するのをためらいます。退職してしまった会社に勤めることになった、というのは話しました。そこは6勤2休のお仕事で、年末休み関してはまだ話していないので、今年は忙しいからと嘘をついて、帰るのをやめようかと考えているところです。

 

両親はすでに労働者を全うし、今は年金で暮らしています。弟は高校卒業後に就職した会社に今も勤め続けています。両親も現役の頃は仕事一筋で、自分ら家族を養うために特に休むことなく働いていました。パチンコ依存気味ではあったけれど、それでも一切、仕事を辞めることなく働いていました。自分はその足元にも及びません。実家にいたころは退職するたびに酷く怒られ、弟にも馬鹿にされ続けたものです。それが嫌で1人暮らしを始めて、それでも癖は治らなくて、入社するたびに「ちゃんとやっていこう」と思うのですが、思っただけなんですよね。そんな実績ゼロな自分が正直、実家に帰っても、何も話されずとも、とても居ずらいのです。

 

今は特にひどい

 

先日の会社に入る時も「ここで頑張っていこう」と決意を新たに頑張ってみたつもりだったのですが、結局つもりで終わってしまいました。まだショックが治まりません。自業自得。いつも辞めてから思うのです。「もうちょっと頑張れば変われたかもしれない」「あと一日頑張ったら、気分が晴れるかもしれない」でも退職した後に何を思っても後の祭りです。後悔と罪悪感と虚無感。得体のしれない「負」が今も頭の中に詰まって取り出せません。

 

何の説得力もないのですが、無職になりたくて辞めたわけではなく、働くことに関しては苦ではありません。というより働かなくては生きていけません。そんな思いをも砕いてしまうのは、いつでもどこでも「人間関係」です。暴言を吐かれたとか、罵られたとか、一部ではそういうのもありましたが、そういう人がほぼいない職場もありました。でも辞めてしまった。まぁ原因は全部自分です。最初は気さくに話しかけてくれる人も、相手がほぼ何も話さない人間だったら、次第に嫌になってくるものです。それが数か月、数年もすれば、周りに人だかりがあっても「1人」になります。誰もいない中の1人なら問題はありません。でも、「人の輪の中の1人」でいるのがとても苦痛なのです。

 

何度も思ったこと 今も思う事

 

自分から人に話しかける時は、話しかけなければ怒られてしまいそうな時や、緊急の時くらいです。無趣味だったのも手伝って、何の会話から始めればいいのか分かりません。仮に趣味の話をしたとして、自分もそれに興味があって趣味としていることを話したとしても、その人の趣味の深さがまるで違うときがあります、それを聞くと、「そこまで深く入り込まないと趣味とは言えないのか」と考えてしまい、その後はその趣味の話を封印します。同じ趣味であるにも関わらず、言っても伝わらない、聞いても分からないのです。そしてそれが続くと一切、会話がなくなります。お互いに。職場等での挨拶はもちろんしますし、仕事の話もします。でもそれだけです。

 

自分から話していかなければ、人が心を開く訳がありません。親睦会やその他、飲み食べる会があっても、打ち解けることなく、相手は気の合う人の所へ、自分は自分の中で、1人で食べ物を食べるだけです。1年2年ならそれでもなんとか耐えられますが、その後は無理です。そうやって辞めて、また次に入った職場も数年で辞めてしまうのです。ただ1人黙々と作業できる職場があったとしても、その会社に1人でいる訳ではなく、結局は大勢の人と関わらなければならない。お金を得るという事は、労働とはそういうものだと、いつしか諦めていました。

 

危険な精神状態

 

昨日、唯一の「友人」と呼ぶことができる人から電話がかかってきましたが、出る事ができませんでした。その友人は少し前に結婚をして、今は奥さんと子供と3人で暮らしています。ラインのやりとりもしていたのですが、最近はめっきりそれも減って、忙しさもあるのでしょうが、それに合わせて自分も送る回数が減り、やや疎遠気味でした。そんな折にかかってきた電話。着信音が鳴っているスマホを手にするも、出れずにいました。何を話していいか分からなかったんですよね。着信が切れた後も、何もラインすることなく、今に至ります。自分でも分かるくらい、今は「危ない」のかもしれません。

 

「消えてしまいたい」「この世からいなくなりたい」もう何万・何十万回思ったことでしょうか。自分1人消えてしまっても、この世に何の影響もないんだと。実際はそうではないことは分かっていますが、一度思うと抜け出せません。

 

気を晴らすために少し、車で遠出をしてこようかと思います。

重い内容のブログですみません。 それでは

 

 

 

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