底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

借金人生だった日々2(完)

こんばんわ。冬でもアイスは進んで食べる中年です。本日の夕方ごろに親から電話がありまして、この際思い切って現状を話してみたのですが、予想通りに怒られました。まぁ仕方ありません。自業自得ですからね。年末もきっとチクチクと言われると思いますが、悔しさをバネに頑張っていきたいと思います。では借金物語の最終話。書いていきたいと思います。

 

前回は苦悩の末の転職&引っ越しを行い、あれよあれよと借金返済を成し遂げたところでしたね。分割にしてもらっていた車検代と長年苦しめられた住民税の完済を終え、いよいよ「車購入」への貯金をし始めるキサヨト。物語もついに終わりが見えました。さぁ勝敗の見えた消化試合を書いていきましょうか。この記事は前回「借金人生だった日々2その9」の続きです。サイドバーのリンクに全ての過去記事を載せていますのでお時間がありましたらお読みください。

(前回の記事はこちら↓)

 

www.kisayoto.com

 

 

思わぬ落とし穴だったが

 

辛かった住民税の支払いを終えて数週間後、住んでいるアパートに1通のやや厚い封筒が送られてきました。何かと思い封を開けるとそこには「年金支払いが未納の期間があったので払ってください」との文字が。しまった確かにそうだった。前の職場では年金・保険料共に払わずに給料にしていた。こんなところで伏線が回収されてしまいました。

 

金額はおよそ10万円。「10万円だとぉ!?」と玄関前で叫んだのを覚えています。手を震わせながらよく書類を読んでみると「未納だった機関の給料明細等、収入の明細書等を送っていただければ免除になる事もあります」みたいなことが書いてあり、当時お世話になった派遣に連絡をしました。

 

書類に書いてあるようなものがあるかどうかの相談の末、何とかなるとの事でそれっぽい書類を送ってもらい、それらをまとめて年金センターへ送りました。状況によって減額7割・5割・3割・全額免除とあり、なるべく払いたくない自分は日々連絡を待っていました。

 

書類を送って1か月ほど経った辺りでやっと、年金センターから1枚のはがきで送られてきた内容は「全額免除」やったー助かった!いつだったかと同じくらいにガッツポーズをしてました。しかし後々のお話し、このような免除をされてしまうと、いざ年金をもらう時にその分を減額されて支給されてしまうそうです。皆様は気を付けてください。

 

死期は徐々に近づいていた

 

無事に年金問題を回避した日から更に1年が過ぎた頃、後半年辺りで次の車検日になるあたりだったのですが、この辺りで我が愛車ラウムにいよいよ限界が訪れます。13年と言う年月乗り回したことによる劣化。あの時にうっかりで自爆してしまったダメージは、後半年と言う時間を耐えることなく尽きようとしていた。排気音は次第に大きくなり、サスペンション故障による異音とガタつきも目立つようになっていた。

 

このままではもたない。しかしまだ目標金額までの貯金ができていない。でもとりあえず買い替える車の相場を見てみようかと思い、友人に電話をした。友人の知り合いの人が車屋を営んでおり、度々相談に乗ってもらっていたのだが、今回は下見と言う事で友人と二人で車屋に向かいました。

 

現愛車との出会い

 

「次に乗る車は何がいいか」大まかではあるが形は決めていた。排気量は2000㏄くらいのミニバンクラス。そしてシートを動かせて荷物が大量に詰める車。なぜかと言いますと単純に「引っ越しが大変だったから」です。まぁ引っ越しは決して一人でやるものではないのですが。この時の貯金額は約50万円。目標金額だった80万円には届いていない状況です。

 

何気ない世間話をしながら車屋に到着。知り合いの人に挨拶して希望を告げてみるのですが、この時期はミニバンの中古車は大人気らしく中々手に入らないとの事。でもまぁとりあえず店内を見てみなよと案内され友人が「あれいいんじゃない?」と指さした先にあったのはトヨタエスティマ。あれ?エスティマってミニバンじゃなかったっけ?

 

とか何とか思いつつエスティマに接近。平成14車・車検1年半付き走行距離はなんと6万3千キロ。パールホワイトに彩られた綺麗なフォルム。車内はとても綺麗で前所有者も禁煙車だったらしくタバコの臭い無し。そしてセカンド・サードシートが独立したスライド式になっており、どちらかのシートを外せば大容量の荷物を搭載できる。ETCも付いてました。

 

そんな自分の希望をことごとくクリアしたエスティマさんの車両価格はなんと27万円。諸費用込みで45万円くらいとの事。しかし「○○君(友人)の友達だから、40万でいいよ」と声をかけて頂いたキサヨトは考える間もなく「これ買います」となったのでした。

 

涙の別れ

 

下見に行ったつもりが購入手続きを行っている、あるあるですよね。諸費用込みで40万、今の貯金額でなんとかなる金額でしたが一括はせずに、30万円を頭金として払い、10万円分を何回かの分割にしました。車庫証明の手続きに苦戦しながらも終えていよいよ納車です。

 

ここまで約13年間、走行距離は24万キロを越えかなりガタが来ていた愛車ラウム。新車で購入し3か月後に貰い事故にあうという悲惨な目にあったけれど、一度も故障がなく、ガタガタになりながらも自分に付き合ってくれた愛しい車でした。乗り換えするときは本当に涙が出ました。どんな苦しい時も一緒だった。今も持っているスペアキーは宝物です。

 

そして

 

無事に車買い替えも終わり、後はクレジットキャッシングの返済のみとなりました。当時の残り残金は24万くらいでした。この時の貯金額は20万ちょっと。ここでキサヨトは月々元金1万円の支払いを最大の「5万円」にして、数か月で返済できる手段を取りました。やはり給料が良いのでこの方法も難なく軌道に乗り、約5か月後。50万円もあったキャッシングの返済を終える事ができました。この瞬間、ついに借金が0になったのです。

 

家電を売ってまで作ったお金で月々の支払いをギリギリで過ごしたあの時から約3年半。合計で100万円近かった返済を終える事ができたのは奇跡としか言いようがありません。

これにて借金物語は終了です。長い借金生活を乗り越える事ができました。

 

まとめ

 

苦しかった借金生活を終えることができたキサヨトでしたが、今後安定した生活を送ったのかどうかと言えば、実はそうでもないのです。この借金返済から約1年後に再び引っ越しを行い、今のアパートに移りました。さすがにその時は友人の力を借りました。エスティマさんも大活躍でしたよ。そしてその2か月後に勤めていた会社の抵触日を迎え、都合退職をしました。キツイ職場でしたからね。心身ともに疲れていたのです。

 

時系列で言えば、借金を終えたのはちょっと前のお話でした。今現在も借金こそないけれど貯金を切り崩して生活をしている次第です。来年も借金だけはせずに働いて収入を安定させるべく努力をしてきたいと思います。以上、キサヨトの「借金返済体験記」でした。

 

長く続いた借金物語でしたが、ここで終了とさせていただきます。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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