底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

借金人生だった日々2 その8

おはようございます。風邪を引いた癖に体重はそのままだった中年です。少し期間が過ぎてしまいましたが借金物語の続きを書いていこうと思います。これは前回の「借金人生だった日々2 その7」の続きになります。サイドバーのリンクに全てのリンクを貼ってあるので、お時間がありましたら読んでもらえるとありがたいです。

(前回の記事はこちら↓)

 

www.kisayoto.com

  

前回は返済しているはずなのに徐々に膨らんでいく出費を対策していかなくてはならない所までで終了でしたね。大きく稼げる会社への採用も決まり面接の帰宅後、再びメモに数字(金額)をカキカキしながら、とりあえずどのくらいの貯金があれば引っ越しができて、新しい会社に勤め翌月の給料日まで耐える事ができるのかをまとめてみました。

 

当時に抱えていた借金まとめ

 

クレジットカード キャッシング残り 約36万円

住民税            残り 約22万5千円

車検代            残り 約12万

 

当時支払っていた月々の金額

クレジットカード リボ払いその他+家賃+光熱費=約8万3千円

(8万5千円だったが利息が減ったため)

住民税 2万5千円

車検代(分割)1万円

 

月々の支払合計 約11万8千円。

当時の貯金額  約12万円                   

当時の収入合計 約17万円

 

生活費を切り詰めたとしても月に1万~2万円はかかります。ギリギリですがこのままでもなんとか生きていけますが、約2年後の車検時には相当のお金がかかるのを考えると恐らく足りないと考えた末の転職でした。転職・引っ越しは結構ですが問題は月々の返済をし終わって、「その次の月に一切の週払いをせずに翌月の15日までもつかどうか」でした。

 

貯金ではないが蓄えはあった

 

数時間にも及ぶ自分会議の翌日に、勤めていた会社を退職することむねを伝えました。退職日は次に勤める会社の出勤日の4日前。その空いた4日間のうちに部屋の片づけと引っ越しを済まさなければならない。引っ越しの手続きは1月前に申告しなければならないので、即不動産屋さんに伝えました。

 

報告を全て済ませ後は金策についてですが、迷いに迷った結果「返済してきたキャッシングを再び満額まで借りる」という行為に落ち着きました。50万円満額のうち、今は返済残り36万円まで減らしてきましたが、再び全額借り入れします。貯金額12万+借り入れ14万。この月の週払いを止め、翌月の15日にまとまった給料をもらい、生計を整える寸法でした。

 

1人暮らしでも引っ越しは大変だった

 

日はあっという間に過ぎ、無事に月々の返済を終えて退職日まで来ました。部屋の片づけはある程度済まして、仕事最終日を終えてから即、引っ越しスタートです。業者さんは呼びません。全て1人で引っ越しを行う事で、引っ越し費用を節約させる作戦でした。引っ越し場所は後で書きますが、幸いさほど遠くない距離でしたので、すぐ終わると思っていました。

 

劣化損傷+自爆ダメージが著しい愛車ラウムにせっせと荷物を詰め込み出発です。さすがに1・2往復程度では終わりません。よく覚えていませんが10往復くらいはしたかと。前回に引っ越した時は弟に助けてもらいましたが今回は1人です。1人で積み1人で運ぶのでいちいち段ボールなど使いません。ゴミ袋(特大)は本当に優秀な持ち運びアイテムでした。

 

食器・衣服・パソコンその他。まずは小さいものから運んでいきましたが、意外にもその量が多く苦戦を強いられました。そして予想外に冷蔵庫が重かった。余裕をもって作った4日間の猶予でしたが、すべて運び終えるのに3日と半日かかりました。もう2度と1人での引っ越し作業はやめようと思ったのでした。

 

低出費で済んだ引っ越し費用

 

引っ越し先のお話ですが、退職1週間前に派遣の営業さんと共に不動産屋さんへ赴きました。単身用のアパートのいくつかを紹介してもらい、なるべく家賃が安いものをチョイス。そして決めたのが、家賃が安い割には周りにお店が多くほぼ市街の中心地でありしかも1か月分の家賃が無料(フリーレント)というお得な物件でした。更に敷金を含む諸費用を派遣会社が工面してくれるというおまけつき。これは本当にありがたかった。

 

そのおかげで引っ越しに伴う出費は極めて安く収まりました。4日分の食費とガソリン代で確か3万円くらいで済んだと思います。それでも翌月の15日にもらった給料日と合わせた全残額を見るとカツカツでした。キャッシングを限界まで借りていなければ確実に終わっていた。でもおかげで引っ越しが済み、後は仕事を頑張るだけの単純思考でした。

 

引っ越し作業を終えて

 

さてギリギリ崖っぷちの転職を終えた後の金額をまとめてみます。

 

借金

クレジットキャッシング 50万

住民税         20万

車検代         11万

 

月々の出費

クレジット リボその他払い 3万5千円

家賃 3万4千円

住民税2万5千円

車検代1万円

 

合計10万4千円也

翌月15日の給料をもらった当時の貯金合計26万円

月末に支払いを終えたとしての金額合計が15万円ほどです。

 

やはり借り入れをした分、多めに残りました。次の月の15日までの生活費を5万円としても10万円は貯金に回せますし、今後は給料も上がります。忙しく残業も多くしんどい職場だったのですが、ここで踏ん張れば確実に借金地獄の終わりが見えてきます。後は本気で「頑張るだけ」です。

 

 

今回はここまでです。一番最初である記事「借金人生だった日々(前編)」からここまでの期間は約1年2か月ほどです。今書いていても思うのですが、この時期が人生で一番お金に悩んだのではないかと思っています。物語史上最大の「底」は残念ながらここまでです。ここからキサヨトの真の返済物語が始まります。次回からは更に時が加速していきますよ。

 

今回も読んで頂きありがとうございました。

それでは9話に続きます。

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