底上がり

中年になってから少し頑張ってみるブログ

絶望とは心の疫病なり

こんばんわ。何もせずに年末を迎えてしまう中年です。昨日で今年最後のお勤めだった方、今年も1年間お疲れ様でした。中にはまだ働かれている方もしくは年末年始関係なくお仕事の方も、どうか体調にお気をつけて。

 

何とかして明るい話題をと記事を書くも、急に気分が落ちる時があります。元々暗い人間が無理に話題を明るくしようとすると、逆につまらなくなってしまうものですよね。なので今回は本能のまま、暗めの記事を書こうかと思いました。

 

苦あれば楽ありも気分次第

 

嫌な事もあれば楽しかった事もある。確かに延々と厄日が続くことは稀であり、時には「良い事」に出会えたり楽しかった事や嬉しい出来事に会うこともあります。でもそれは結局気分次第であり、楽しい嬉しい事でも気分が良くなければそれは「嫌な事」になるのです。そして本当に嫌な事が起こればそれはまさに絶望です。

 

この嫌な事も絶望な事も、やはり気分次第で緩和することができますが、よほど前向きな意志をもっていないと打ち負けます。不機嫌だからと物や人に当たってしまってはそれこそ目も当てられず、後に自己嫌悪に潰れてしまうでしょう。「気分が良くなくても分からないようにする」そうすると何をやっても楽しくなくなってしまいます。

 

不安は絶望にとって最高の旨味である

 

絶望を抱く者にとって最高の要因は「不安」だと思います。前へ進む際に過る不安、生きる上で巡る不安、何かに迷ったときに溢れる不安。人間が生きる上で起こす「不安」は危険を回避する防衛機能の役割を果たす感情ですが、逆に自信をも食い破る害悪ともなります。

 

不安に食われた感情は絶望を生んでいきます。絶望は何事の意味も夢も破壊する怪物です。この先何をやっても絶望しかない。そうなってしまった者は「物事を考える力」を失ってしまいます。そうなると全ての「生きる上での行動」が制限され、やがて負の感情に満たされます。何も考えたくなくなってしまうのです。

 

あの世を美化しすぎてる

 

何も考えたくない生きていたくない、負に打ちのめされてしまった者たちが行きつく場はもはや「人の手に届かない場所」です。あの世には色んな説があります。天国と地獄然り、無になるだけと言う者や転生して人生をやり直す事ができる説。実際は分かりません。文字通り「死者になってしまった者は話せない」のです。

 

そんな風にあの世を美化させてしまったせいで、絶望を持つ者に更に夢を与えてしまい、生きる者に良からぬ行動をさせてしまうのだと考えています。死ぬことは生きるよりも恐怖であり逃れられない痛みを伴うものであると確証の1つでもあれば、それは嫌だと考え直す人も出てくるのかなと思います。

 

絶望は何度でも蘇る

 

孤独な身で絶望に勝つことはほぼ不可能です。それを理解している孤独者は常に前を向き、強く夢を抱き続けて進んでいます。仮に不安になっていても決して人にそれを見せる事はありません。そしてそれは誰しもができる事ではありません。中にはどうしようもなく孤独になってしまった者や、人を信じる事ができなくなってしまった者・無理矢理孤独を強いられてしまった者もいるはずです。

 

仮にとても運が良く、自身を理解してくれる人や新たなる夢を持つことができ、絶望や不安を心の中から壊滅・消滅させたとしてもそれは一時的なものだと思ってください。希望と絶望は表裏一体で、いつそれが裏返るか分からないのです。この世で大成功を治めた偉人でも、この感情を維持できず死を選んでしまうケースも少なくありません。

 

救えるのは行動のみ

 

自分は心が弱く些細な事でも、気分が落ちてやる気が無くなってしまいます。生きる意志が希薄なため、この世に対する希望が生み出せません。仮に幸運に出会えたとしても多分一生涯、ある種の病のように希望と絶望をウロウロしていると思います。正直何が生気のない今の自分を動かしているのか分かりません。

 

ですが一つだけ、そんな絶望に立ち向かえる術があるとするならば「行動」を起こす事でしょうか。行動といっても死へ向かう事ではなく「死に抗ってみること」です。絶望を抱いている人達の視野というのは思っているよりも狭くなっています。可能な限り周りを見て聞いてみて、例え無意味であっても動いてみる。もしかしたらその中に現状を打破できるほどの「何か」があるのかもしれません。

 

「人生一度きり」と言うのはある意味至上な足掻き文句だと思います。どのような状況に置かれていてもそこだけが、その場だけが世界ではないはず。上手い事は書けません。絶望を希望に変えていく術をこれからも探していきたいと思います。

 

今回も読んで頂きありがとうございました。

それではまた。

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